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「純情ロマンチカ」2巻【ネタバレ感想】中村春菊

今回は「純情ロマンチカ」よりも「純情エゴイスト」の方がページ数が多かったです。

その分、エゴイストは読み応えがすごかった。

もはや短編映画。

BLにも純ロマにも興味ない人でもオススメできる、エゴイスト組の今回のお話。

純情ロマンチカ

出たーー!!

純ロマメイン女性キャラのうちの一人、相川さん!!!

相川さんいいよね!!!絶対腐女子だし、友達になりたい。

ウサギさんと相川さんの友達でも恋人でもない関係めっちゃ好き。

信頼関係があってものすごく相性いいビジネスパートナーだけど、おそらくプライベートだと絶対関わらないであろう2人。

BLにおいて必ずといっていいほどのあるある展開、「近くにいる女性に嫉妬」!!

BLは基本的に、相手と仲良い人に嫉妬して勝手に落ち込んだり自棄になったり暴走したりするのがお約束。

性別問わず、誰に対しても嫉妬しちゃうからもう大変!

美咲くん、未成年じゃなかったっけ…?それは酒か?(アニメだと酒入ってるチョコレートやけ食いに変更されてた)

攻めが「好きって言って」ってお願いしてるのに、

そう簡単には言わない受けというのはこれもあるあるだけど、一応言ってるのは言ってた。

「かも」がついてたけど(笑)

言ってるだけでだいぶ偉いよ美咲くんは。頑なに言わない受けが大多数だし。

2巻の時点でここまで言える美咲くんは偉い。

それにセカコイの小野寺くんと比べたら、全っっ然素直な方だよね。

相川さんはウサギさんと美咲くんの関係については察してるのだろうか…?

純情エゴイスト

初めて見たのはアニメだったんですけど「映画か?」ってくらいの内容の濃さ。

名シーン、名台詞のオンパレード。

エゴイストの話の中では、今回のが一番好きです。

「逆輸入してんじゃねーよ!!!」には笑ったけど、それ以外は基本的にシリアス展開。

実はあれから6年も経っていたエゴイスト組。この時点でウサギさんと美咲くんよりも長いんだな

すれ違いが原因で関係がこじれてるエゴイスト組だけど、

ヒロさんって曇り顔がめちゃくちゃ似合うよね…(笑)

この2人はもっと話し合った方がいいと思う。言葉が足りなさすぎる。

今回の話で宮城が初登場。こんな顔だっけ。

なんで宮城は野分からの伝言をヒロさんに伝えなかったの…?

この話で一番の謎。

宮城はヒロさんに気があったの???

まぁ確かにヒロさんの泣き顔かわいいもんな…(笑)

図書室でのやり取りはエゴイスト組の話の中でも屈指の名シーン。

漫画でもアニメでも何回見返してもグッとくる。

「俺はヒロさんに追いつきたい ずっと一緒にいれるような人間になりたい 貴方に並ぶ事ができる男になりたいんです───」

直球すぎる野分の告白、ギャーギャー騒ぎながら涙をボロボロ流して「好き好きバカヤロー!」って叫ぶヒロさん、槇原敬之の曲かな?みたいな独特なモノローグ…

完璧すぎる。

初見、「文学部の助教授が本をそんな乱暴に扱うなよ!」とか「留学するという超大事なこと、もっとちゃんと伝えとけよ!」とかツッコみたくなったけど

ラストの手紙と挨拶のくだりが美しすぎてどうでもよくなった。

野分がピンポン鳴らすと、髪の毛セットするけどやっぱりやめてぐしゃぐしゃにして迎えるヒロさん、「ただいま です」と言い直す野分。

素晴らしい終わり方…(「です」ってところいいよね)

頑張って150歳くらいまで生きてね!!

まとめ感想

2巻は特にエゴイスト組が素晴らしかった…

もう名台詞&名シーンしかない…

再読してみると「自分ってヒロさんのことこんなに好きだったんだな…」って改めて思いました。

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中村春菊
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