こんなふわふわキラキラな少女漫画してる絵柄の漫画を久しぶりに読みました。
こんなキラキラした少女漫画な絵柄なのに、まさかのBL展開。これは新しい。
推してるAV女優さん(腐女子ではない)が雑誌でオススメ漫画として紹介していて、それがとうとうラジオでも紹介し出して、
「推しが楽しそうに語ってるのに全く話についていけない…!!」と推しの話題についていくために読み出したけど、超面白いです。
この絵柄、どこかで見たことあるな〜って思ったら「俺物語!!」作画の人か!!
アルコ先生の描く女の子は純粋無垢でキラキラしてて最強に可愛くて大好きです。
アンジャッシュ?
主人公・青木は隣の席の橋下さんに片想い中だけど、そんな橋下さんの消しゴムには同じクラスの井田の名前が書いてあり、さっそく青木は失恋…
…なんだけど、話はアンジャッシュ並みの勘違いの連続。
青木と井田、勘違いなのになぜか会話が成り立ってるwwwww
ものすごく少女漫画っぽい絵柄、少女漫画っぽいコマ割り、少女漫画のキラキラ空間。
今どき消しゴムに好きな人の名前書くってあるの?
そんな「一期一会」みたいな、大昔に流行ってたおまじないを今のJKでもするもんなの???
(「一期一会」懐かしすぎて泣けてきた…筆箱もレターセットも本も持ってた)
青木達の会話を見ていると、絵柄も相まって「みんな青春してるな〜」って感じ。
みんなで馬鹿騒ぎしたり、何気ない一言にキュンキュンしたり、思いっきりコッテコテの別冊マーガレットな内容なのに、コッテコテのBL。
特に文化祭の代役でシンデレラと王子様やるとかド定番すぎる(笑)
「だって俺 今 どっちに嫉妬した…?」
青木→橋下→井田 という一方通行の片想い。
青木の心が次第に変化していく過程の描写が事細かく丁寧だから、なんの違和感なく自然と感情移入できる。
最後の最後で大爆弾
勘違いを重ねまくった会話の連続なのに、最後の最後でとんでもない勘違いをしていたことが判明。
はぁ!!?? 嘘やろ!????
確かに言われてみれば橋下さん、想い人の名前をハッキリと言ったことなかったし、あの2人って名前似てたな。漢字だと全然表記違うから気づかなかった。
まとめ感想
アンジャッシュな展開で始まった恋だけど、青木は元気で真っ直ぐでアホ可愛いし、井田は純粋でどんな相手だろうと誠実に向き合うし、橋下さんも純粋で健気で可愛くて癒されるし、相多は良い奴だろうけどクソ鈍感だし…
登場人物が全員いい奴らすぎる。
時々出てくる青木のギャグ顔が面白い(笑)
オチでとんでもない勘違いが判明したけど、ここからさらに面白くなっていきそう。