めっちゃ面白かったー!!!
↓この記事書いてからその後すぐ買ったけど、ずーっと積読してて、ついに読みました。
和山やま先生は「カラオケ行こ!」みたいな
大爆笑!とかじゃなくて、シュールなじわじわ系がとても上手な漫画家さんで
今回も非BLだけど、ほんのりBL(ブロマンス)みたいな内容でした。
短編集なんだけど、登場人物が繋がってるところがあって
大きく分けると「林編」と「二階堂編」の2つです。
林編
なんだこのBLみたいな始まり方…って思ったけど、全然BLな話ではありません。
でも、BL的な雰囲気がほんのちょっとだけ漂ってる。マジでちょっとだけ。
玄関開けたらいきなりパンダの着ぐるみはヤバいwwwww
おいも3兄弟さんと仮釈放さん、なんでその名前?って思ったけど、由来聞いてなるほど…って思った。(でも仮釈放はなんでそのあだ名になったんだ…?)
普通に流れるように言って流れるように訂正してたけど、吉野屋さんはさすがに酷いwwww 絶対わざとだろwww
あと、この流れがやりたくて女の子の名前を「松屋」にしただろ和山先生。
お前絶対野球部だろって見た目してるけど、(おそらく)美術部な小松くんいいよね…笑顔が可愛い。小松くんの話が一番ほっこりしたし、林編では一番好きなお話。
イカついヤンキーにパシリにさせられてる山田くんの話は、山田くんちょっと良い子すぎんか?もっとブチギレてもいいのに…
せっかくマサヒロさんへの反撃チャンスだったのに、完全にオカンから息子への説教みたいで笑った。
頭上からカフェオレはスカッとしたし、描かれてはいないけど山田くんの財布はきっと林くんが届けてくれたんだろうな〜って想像できる(いつものカフェオレはあの自販機で買ってる?)のも、すごくよかった。
二階堂編
なんか絵が急に変わった?と思ったら、ここから二階堂くんメインのお話。
和山先生は眼鏡男子がお好きなんでしょうな。
魅力的な眼鏡男子を描くのがものすごく上手い。
二階堂くん、見た目が不気味で周囲から避けられてるから、重い話なのかな?って思ったけど、全然そんなことなくて安心して読めた。
二階堂くん、お前実はそんな可愛いやつだったのか…
二階堂くんのギャップがすごいし、彼の本性(?)を目高しか知らないのが、なんか萌えますね。
目高の渾身の「あびゃびゃ〜」とか、「伊藤潤二」で検索してガチで伊藤潤二な作画になる二階堂くんとか、いちいち絵が上手すぎる。
二階堂くん編は、修学旅行の話が一番好き。
2人きりでホテルでのんびりくつろいでるシーンが、お互い心地よさそうで「いいなぁ〜」って思った。
こういう空気感、いいよね。
でもオチが気の毒(笑)
入学式でブレザーをズボンにインしてるのと、鏡越しの「あびゃびゃ〜」が個人的にめっちゃツボでした。
まとめ感想
めちゃくちゃ面白かった。これだけ人気なのも納得。
男子高校生の、実際にありそう(?)なただの日常なのに、いちいちシュールでページをめくる度に「ふふふ…」って笑いながら読みました。
ツッコミがおもろいんだよなぁ(笑)
最後のあとがきまでも面白いからすごい。
どうでもいいけど、和山先生の自画像が何回見てもマツコ・デラックスにしか見えん…
先生もマツコさん好きなのかな?(ちなみに私はマツコさん大好き)
あと酢豚にパイナップルは入れる派なのか入れない派なのかも気になる。(ちなみに私は酢豚パイナップルは嫌い)