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炎の蜃気楼のおかげで本が読めるようになった

「炎の蜃気楼ミラージュという作品をご存知だろうか。

桑原水菜くわばらみずな先生デビュー作のライトノベルシリーズで、ジャンルは戦国サイキックアクション。全40巻。

それに加えて外伝?(邂逅編やら番外編やら)が何十巻か出ていて、ドラマCD化やアニメ化もされた大人気作品。

この長編、私はまだ途中までしか読んでないんですけど、とにかくすごい。クソデカ感情が凄まじい。

ミラージュはBLではないけど、男同士の深い関係性が緻密に描かれています。

ミラージュとの出会い

ミラージュを読もうと思ったきっかけは、私が90年代〜00年代初期の雰囲気が好きで、その時代のBLを読んでみたかったから

適当に「昔 BL」 とかで検索したりしてタイトル見て「お、これ面白そう〜」と興味をもった…という流れ。

自分の生まれる前〜生まれたちょっと後の空気も味わえるし、BLも楽しめるし、一石二鳥やんけ!という軽いノリで手を出しました。

だがここで問題が。

最大の問題

私、活字がめっちゃ苦手なんですよね。

小説もライトノベルも全然読まない。正確に言うと全然読めないわけじゃないけど集中力がもたない。

そして登場人物の名前が覚えられない。(小一の時ハリー・ポッターを2ページくらいで挫折した)

だからもちろん人生でこんな何十巻も続く小説を読んだことが一度もない。

だから4巻くらいまでは、読むのにだいぶ時間がかかりました。

あいつら(夜叉衆)、換生する前と換生後の名前2つあるから(上杉景虎と仰木高耶みたいに)ややこしいんだよ!!

高耶さん、直江のことは「直江」って呼ぶけど、千秋のことは「安田長秀」とは呼ばず「千秋」って呼ぶから、いまだに頭こんがらがってくる…

でも5巻あたりから、名前もキャラの性格も段々把握していって、9巻あたりでやっと面白いと思えてきたんですよ。(遅い)

話が進むにつれて、こいつら過去にこんなことあったの…?とじわじわと過去の事実が判明していきます。

過去を徐々にチラつかせて読者の興味を引っ張るという作者の罠にまんまとハマってしまった。

活字の素晴らしさ

とにかく、過去の話をするたびに出てくるクソデカ感情が凄まじい。(クソデカ感情って言葉嫌いだけど他になんて言ったら伝わるか分からんから使うしかない)

正直、私はドン引きしながら読みましたね。まだ途中までだけど。

こりゃとんでもねぇ大作と出会ってしまったと戦慄。

BL読みながらドン引きすることはたまにあるけど (エロ描写が強いとか、犯罪行為してたとか)

想いが深すぎてドン引きというものは人生で初めてだった…

あまりにも想いが強くて深すぎる。

でも漫画だとドン引きすることはなかったと思います。

この面白さは活字だからこそなんだなぁ…って気づいてしまった。

軽い気持ちで読み始めた作品が、まさか活字の奥深さに気づかせてくれるものだなんて思いもしなかったですね。人生何が起こるかわからない…

途中まで

で、20巻まで読んだことは覚えてます。

20巻読み終わってから、いろいろと忙しくてかなり期間が空いてしまったおかげであんまり覚えてねぇです。

自分の昔のブログ読み返したら、第1巻を読んだのが2018年11月だった。3年前か。そりゃ覚えてねぇわ。

第20巻がものすごく濃い巻だったのと、区切りがよかった(確か20巻までが第二部なんだっけ?)のは覚えてる。何部まであるのかは知らん。

本編(全40巻)だと一応折り返し地点なんだけど、邂逅編?とか含めるとまだまだ長い。

ってか、そもそも邂逅編ってなんやねん

過去編?なのは知ってる。

本編と同時進行で邂逅編が始まったってすごいな…

しかも昭和編?ってやつが割と最近(2017年)完結したらしくてビックリした。

本編第1巻発売が90年だったから、1990年〜2017年!長っ!!書く方も追う方も大変…

本編を全部読み終わった後に邂逅編を読むべきか、本編と同時進行(つまり発売された順)で邂逅編を読むべきか。 

まだ迷ってます。どっちの方がいいんだ…?

ミラージュって外伝とか番外編多すぎて読む順番分からなすぎて定期的に「炎の蜃気楼 順番」でググったりしてるけど、それでもまだ全てを把握しきれてないところある。

ちゃんともう一度20巻まで読み返してから、第三部に突入したいと思ったので

これから少しずつ読み返していこうと思います。

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桑原水菜
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