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「炎の蜃気楼10 わだつみの楊貴妃(前編)」【ネタバレ感想】桑原水菜

この表紙、既視感あるなって思ったら8巻の表紙だった。

で、今回のは直江が高耶さんの胸に顔をうずめているという。

だいぶBL感強くなっちゃって、なかなかチャレンジ精神ある表紙ですよね。

初読時は話に集中して気づかなかったけど、再読してみると

この巻、挿絵が全然ない…

なぜだ…東城先生の絵好きなのに。

そういえば、わだつみは全然挿絵がなかった記憶あるな。

挿絵が全然ないライトノベルなんて、ライトノベルじゃないよ…!!

日常

城北高校とか森野さんとか久々すぎてテンション上がった。そういえば主人公って高校生だったな。

学生生活の描写、ここしばらく全然なかったから忘れてた。

森野さんも美弥ちゃんも可愛いなぁ

ブラコン美弥ちゃん、理想の妹すぎないか?

高耶さんが譲に留年決まったこと告げるシーン無駄にカッコよくて笑った。

私も退学する時、こういう言い方すればよかった…(って思ったけどそもそもそんな友達いなかった)

もしいつか松本城に聖地巡礼しに行ったら、「ここで主人公が親友に留年決まったこと告げたんだなぁ」って感慨深くなりそう。

進級のことはきっと千秋がどうにかしてくれる!って信じてたけど、もうそんなこと今更言ってられないよね…闇戦国撲滅のために今まで換生し続けてきたんだから。

譲の高耶さんに対する想いがしんどい。せめて修学旅行くらい一緒に行きたいよね譲…

高耶さんはもう記憶を取り戻してるの?

あの尾崎豊な高耶さんはもういないの?寂しい…

「…俺がこの眼で見届けてやる」

話が進むにつれて千秋のことどんどん好きになってる…

最初は記憶ない高耶さんにキツく当たっててひどくね?って思ってたけど

ここらへん読むと変わるな。そりゃ千秋もキレたくなるわ

新幹線の中が平和すぎてほっこりした。ずっとこんな日常が続けばいいのに…

直江の一夜限りの相手が、なんか古典的?というか中森明菜さんの「BLONDE」みたいなザ・夜の女!って感じでクソ笑ったwww

なんでこの作者の書く女性はみんなこう古いんだろう…

直江の《力》

霊査能力が明らかに落ちてる直江。

「もしや気がつかれていなかったのですか」ってこの軒猿、上司をめっちゃ煽るやんwww

まぁこの後すぐに敵に殺されるんだけど…

《力》が使えないのって、精神的なものも関係あるんだな。

初期メンバーなのに高坂の存在完全に忘れてたわ

たった1巻しか間空いてないのに、5巻分くらい久々に感じた。(「みなぎわの反逆者」の内容が濃すぎたのが原因)

八海はここで初登場。

八海、結構冷たい男やな…って初読時思ったけど今読んでも思った。

仕事至上主義ってかんじですね。

拳銃とかどういうルートでゲットしたんだ?

楊貴妃

原爆ドームや広島平和記念資料館のくだりは本編とは一切関係ないけど、修学旅行の行き先が広島だったらどこの学校も絶対に行くだろうし、避けては通れないから作者は書いたんでしょうね。

さつきちゃん、今んとこミラージュのゲスト一般人の中で一番好き。友達想いのヤンキー女子かわいい

ポリ公www 昔のヤンキーって本当に警察のことポリ公って言ってたの?

勝者と敗者

景虎様vs直江の口論すごかったww

景虎様絶対強い…

直江のめっちゃ早口で喋ってそうな嫌みみたいなのを論破する景虎様、何も言い返せなかった直江…

直江が惨めすぎて笑うしかない

こいつら、千秋と綾子さんがいる時はちゃんと仕事の話するのに、2人きりになった途端うじうじ過去に縛られて勝つ負ける論争始めるから…忙しいな!

あと今回も案の定、独白が長い!

もう仕事してる最中はこの話は無し!って決めたらいいのに。

あ、仕事以外で会う機会がないのか…(笑)

景虎様的には、もし景虎が「敗者」になってしまったら、直江はもう景虎に関心をおぼえなくなるかもしれない。

だから景虎は直江に勝ち続けなければならない、今の状態を維持しなければならない。

だから直江に対してあんな酷い態度をとってたのか…

直江も面倒くさいけど、景虎様も結構面倒くさいな!気持ちは分かるけども。

新キャラ

山中鹿之介は全然覚えてなかったけど(ごめん)

漁姫に関しては「あさりだっけ?いさりだっけ?」って考えるくらいはギリ覚えてた。

「ワンレングス ボディコン」で画像検索して「めっちゃバブルやんけ」って思ったのが記憶に残ってました。

まとめ感想

登場人物が…多すぎる!!

もうちょっと減らしてくれ…普段活字読まない人間からすると軽く拷問。

でも初期メンバーの譲、森野さん、美弥ちゃん、高坂が揃って登場したのは嬉しかった。

特に高校生・仰木高耶を思い出させてくれる森野さんと美弥ちゃんにはだいぶ救われました。

森野さん、高校では高耶さん達の怨霊退治について知ってる唯一の一般人だったから

一般人代表で森野さんも戦ってくれるかな と、淡い期待を抱いたけど、そんなことは一切なかった(笑)

そしてめちゃくちゃ続きが気になる終わり方で、初読時でも再読でも「はぁ!?」ってなりました。

譲ーー!!

いつか出るとは分かってたけど、まさかのここで登場!?

この人「!」の数すごいな テンション高すぎ(笑)

景虎様と再会できてそんなに嬉しいのか 子どもかよ!

ってか高耶さんって小太郎とは今の姿では会ったことなかったのか。

そういえば「覇者の魔鏡」では、基本的に小太郎が出てきたあたりはずっと眠ってたな、高耶さん。

小太郎、正直再登場するとも思ってなかったし、しかも結構深く関わることになるとは思わなかったから初読時は驚いたなぁ

景虎様と直江、お互い屈折してる感情をぶつけ合ってるけども、ピンチになったら真っ先に庇ったり怪我をしたらすぐ駆け寄って必死に名前呼んだり、やっぱりお互い大事な存在なのは間違いないのは読者から見ても分かる。

だからこそ、このずーっとギスギスな状態が続くのがしんどい…

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桑原水菜
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