前巻の表紙もうまぁまぁ恥ずかしかったけど、今回の表紙も結構恥ずかしい!
今までで一番BLBLしてるのでは?
高耶さんの目、死んでる!
もう修学旅行どころじゃなくなった…(涙)
楽しい修学旅行は絶対無理だろうなとは分かっていたけど、展開が予想の斜め上すぎ…
直江
な…直江!!
直江がどんどんボロボロに…
直江のセクハラ(っていうか強姦)が精神状態を物語っている。
「みなぎわの反逆者」の時ですでに精神状態きつそうだったけど、まだセクハラ発言が生き生きしてたし余裕はあった。
でも今回は相当追い詰められてるな…
想いを吐き出さないとやってられない、みたいな。
唐突な英語には爆笑してしまったwww
なぜここで英語!?
ずーっとギスギスでシリアスな展開が続いてる中、テンション高くて元気いっぱいな信長様が出てくると絶対に台詞の語尾に「!」がついてるからか、流れだいぶ変わるな(笑)
さすが信長様。小学生がマリオカートやってる時と同じくらいのテンションの高さだ…
譲の正体
景虎様の尊敬する義父・上杉謙信が、実は景虎様には内緒でいろいろと動いてるらしい。
ただでさえ楊貴妃関連で忙しく、譲が織田信長に乗っ取られた・直江が《力》どころか視力も失ったというショックが連続しているのに、ずっと従っていた義父にまで裏切られたのかもしれない可能性が浮上。
これには誰だって「なん……だと…」ってなるわ…
そしてついに!!譲の正体もここで判明。
初読時は全然気づかなかったので「えっ!!?」って声出た。(もっと前から思いっきり匂わせてたのに全然気づかなかった)
譲には闇戦国に関わらないでほしいなってずっと思ってたけど、不可避確定となりました。
毛利
もう吉川元春あたりから、頭こんがらがってきた…
初読でも再読でも、毛利が出だしたあたりからは相関図とか家系図書かないと誰が誰だか分からない。
こんなにややこしいんだから家系図くらい載せてくれよ!(単に自分がアホなだけなんだけど)
毛利元就の三本の矢は有名だから知ってた。あの三兄弟か。
兄弟なのになんで名字違うんだよややこしい!
毛利隆元、吉川元春、小早川隆景が兄弟で、毛利輝元が隆元の息子。
毛利で復活してるのは輝元だけだから、一応輝元が大将だけど
実際に仕切っているのは吉川元春。
いかにも戦国時代ってかんじですね(笑)
千秋と鹿之介の潜入捜査、映画クレしんの踊れアミーゴ思い出した。
踊りながら紛れ込む2人想像したらシュールすぎるww
景虎の執着
今まで直江の景虎に対する執着ばかりが描写されてたから、直江の方がクソ重いメンヘラなイメージがあったけど
景虎様も実は直江にめちゃくちゃ執着してたことが判明。
特に、吉川元春が「直江は自分の側近になる」って言った時の景虎様の反応。
荒れ狂った鬼かよ…
信長様の「!」の数上回ってるんじゃねーかってくらい叫んでる。
お前も執着しまくりのヤベー奴やんけ!ってことは両想い?
両想いなのに…こんなにお互いボロボロになるような感情で傷つけ合ってるのツラいな…2人とも、よく今まで生きてこれたな。
景虎も直江も、互いの執着心をぶちまけた時、他人からは「なんだこの男…狂ってる…」ってドン引きされるパターンが多すぎる!!
この2人の関係は常人には理解できない…
まとめ感想
は!?ここで終わるの!?ってところで終わった…
何この怒涛の展開!!?
全40巻でまだ11巻なのに、こんな37巻あたりで起こりそうなことを!!
お願い、死なないで直江!
今ここで死んだら、残りの29巻分のストーリーや『最上』のあり方はどうなっちゃうの?ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、いつか景虎に勝てるんだから!
次回「直江、死す」 デュエルスタンバイ!
…みたいな次回予告つきそう。
今回、今までのミラージュの中で一番内容が濃かった…
長いこと伏せられていた譲の正体が明らかになり、毛利の登場、楊貴妃と漁姫の関係性、尊敬する上杉謙信に対する疑惑、そして景虎様の直江への執着、撃たれた直江。
特に終盤が壮絶すぎる。
直江のメンヘラ具合や執着にもそこそこドン引いたけども、景虎様のあまりに強すぎる独占欲には直江以上にドン引きで圧倒されました。
感情がデカすぎるんだよこの2人は…
いつも冷静で判断力に優れた冷酷な女王様なのに、実はそんなドロドロとした激情や執着を内に秘めてたんだな。
景虎様、意外と熱い男だった。