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「炎の蜃気楼2 緋の残影」【ネタバレ感想】桑原水菜

「緋(あか)の残影」ってこのタイトルだけではどんな話か全然分からんな(笑)

ミラージュのタイトルって毎回厨二病みたいだよね。

だって20巻なんて「十字架を抱いて眠れ」だし。

ビジュアル系バンドの曲名or歌詞でありそう。

※再読感想。20巻までのネタバレがあるのでご注意ください。(大きなネタバレは無いです)

上杉夜叉衆

蘭丸ってこんな序盤で出てたんだなぁ…

ってか、夜叉衆の2人(千秋と綾子さん)って1巻の時点ではまだ登場していなかったことにビックリした。

綾子さんって千秋よりも先に出てたのか。千秋の方が先だと思ってた。

全っ然知らない赤の他人が、いつの間にか自分の親友ってことになってるの怖すぎない?

「BLEACH」死神代行消失編の一護みたいな状況の高耶さん可哀想。

こういう全部月島さんのおかげな状況、そこらのホラー映画よりもホラーだよね…

再会を祝っての同窓会、せっかくだから千秋も呼んであげて!ってまだ千秋が近くにいること知らないのか。

「あたしたちをォ……。見捨てないでね…」

「────」

高耶はふと神妙な顔で綾子を見下ろしたが。

沈黙したあとで、ボソリと答えた。

「……。見捨てねーよ」

ここのシーン、初読時も読み返した時も印象的だった。

長い付き合いがあったはずなのに、自分にはその記憶が一切ない。

にもかかわらず、ちゃんと答えてくれる高耶さん優しいなぁって。

綾子さんも、久々の再会で景虎にいろいろ言いたいことあったと思う。

でも景虎の記憶がないから明るく振る舞ってて、その中でここだけ本音がポロッとこぼれたのかな?

過去

“おまえだけは永久に許さない!”

この台詞、2巻の時点でもう出てたんだ…

桑原先生は2巻の時点でどこまで話を作ってたんだろうか?

「美奈子」もこの時点で名前出てたから、構想は大体出来上がってたんでしょうな。

換生者としての宿命、記憶にない過去。

自分は本当に上杉景虎なのか、そうでないのか。

自分は何者なのか葛藤しつつも、「自分がやるしかない」と自身の気持ちと向き合い正直に行動する高耶さんがあまりにも主人公すぎた。

幽霊

学校に幽霊が出るというベタなやつ。

ここらへん全然覚えてなかったけど、「ニトゴショウ」で思い出した。

1巻と同じくらいの壮絶バトル。直江…!!!

そして譲の浄化パワーがチートすぎる。

譲一体何者やねん…と、六道界の脅威が気になって仕方なかった。

今まで長野県の松本城の存在すら知らなかったのに、ミラージュを読むと勉強になるし松本市に行きたくなる…いつか聖地巡礼してみたい。

まとめ感想

高耶さんの学生生活の描写が懐かしく感じた。

教室内の会話があるって今となっては超貴重…

ラストのやり取りが可愛かった。

この頃ってこんなに平和だったんだなぁ。

闘いはあるけど、まだそこまで切羽詰まってないというか。いや、切羽詰まってるんだけど(笑)

今後はずっと戦争状態みたいな、休む暇もないようなことが続くし、肉体的にも精神的にもボロボロで見ていられないようなシーンとか多くて…

どうでもいいけど、授業科目で「基礎解析」って出てきて、基礎解析って何!?と気になってググった。数学?のことか。

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桑原水菜
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