
久々にファンレターを書くので、メモ書き程度に自分流・ファンレターの書き方をまとめてみました。
でもファンレターの書き方なんて人それぞれだし、よっぽど失礼がない限りは、ぶっちゃけ思いが伝わればどんな書き方でもいいと思ってます。
スマホのメモで下書き
まずは思いついたこと・とにかく書きたいことをババーっとスマホのメモに書いて、後でちょっとずつまとめていきます。
どこを削るか、どこを付け足すかを考えるのは後で。
とにかく何を伝えたいかを箇条書きでもいいから書いていって、その後にちゃんとした文章へ直していきます。
書き出し
書き出しは、初めてだったら「初めまして」「初めてお手紙を書きます」
2回目以降だったら「先日もお手紙書きました」
久々だったら「久しぶりのお手紙になります」
私の場合は大体この3つのうちのどれか。
これを書いた後はさっそく本題へ入ります。
内容
当たり前ですが、一番力を入れるところ。
好きなキャラや好きな台詞、笑った泣いた感動したことを素直に感じたまま書きます。
語彙力なんてなくてもいい。
「○巻の△△のシーンがカッコよくて感動しました!」とか「あのキャラが可愛かったです!」とか「あの台詞が最高でした!」とか、もうなんでもいい。
作家さんへのダメ出しや作品を貶すようなことを書かなければ、なんでもOKだと思います。
もしかしたら続編に繋がる可能性もあるかもしれないので、もし続編を希望していることを書くならば、一縷の望みをかけてできるだけ丁寧に具体的に。
マナー
手紙のマナーとか挨拶とか、あまり深く考えなくて大丈夫かなって思ってます。
堅苦しい挨拶よりも、作品の具体的な感想や応援してる熱い想いを書いた方が 作家さんも嬉しいかな?って思っているので…。
書きたい人は書けばいいし、書きたくなければ書かなくていい、程度で。
結びの挨拶も、私は大体「これからも応援しています」か「またお手紙書きます」。
でも、人や内容、便箋の残り行数やバランスによって変わります。
少し長めの挨拶で終えたい時は、今の時期だと「最近寒くなって参りましたが、体調を崩されないようご自愛ください。」。
↓詳しいことはこちらを参考にしてください。
文章量・枚数
あまり長すぎると読む方も大変だと思うので、便箋2、3枚程度に収まる文章量を心がけます。多くて4枚。
正直、3枚程度じゃ足りないので、できるだけ堅苦しい挨拶や無駄な自分語りは抜きで、必要最低限しか書かないように気をつけてます。
便箋に清書
レターセット
100均に可愛いレターセットがいっぱいあるのでそこで買ったり、雑貨屋さんで買ったり。
これがマジで超楽しい!!!
100均だけでもそれなりの種類が置いてあるし、
LOFTとか行くと、かなり凝ってるものも置いてて、見てるだけで幸せ。
ミニレターセットだと書く量少なすぎるけど、それでもインパクトは残る。
私は子どもの頃レターセット集めにハマっていたので、今でも大量にレターセットを所持していて
量が多いから、昔学校で使ってたファイルに入れてまとめてます。



可愛すぎて使えない
でも100均のレターセットって封筒多いわりに便箋少なくて(封筒5枚・便箋10枚とか)
「あ、便箋足りない!」ってなることがたまにあるから、シンプルな便箋も買いました。
↑この便箋、めちゃくちゃ書きやすい。表面サラサラしてて気持ちいい。
シンプルな便箋だと、シール貼ったり絵を描いたりできるし、マステで可愛くデコってもいいし、デコらずそのままでも読みやすいと思います。

↑こんな感じ。超シンプルで、100均のと比べたら紙がデカい分いっぱい書けます。

封筒は、今回は100均で買ったものを使います。
同じもの
同じレターセット、シール、マスキングテープを使ってたら「またこの人ファンレター出してくれてるなぁ」って覚えてもらえるかもしれないから、「○○先生にはこのレターセット!」と決めて書くのもいいかもしれませんが、
私は面倒なので(笑)特に決めていません。その時の気分で決めてます。
シールやマステも完全に気分。でも持ってる量少ないから、大体いつも同じやつ。
ペン
いつもシャーペンで書きます。
一時期ボールペンで書いてたけど、どれだけ気を張って書いても絶対に失敗するし、修正ペンで修正しても見た目が汚くなるので、
それなら最初から消しゴムで消せるシャーペンの方が安心できるな…ってことでシャーペン一択。
写真を撮る
自分が何書いたのかは絶対忘れるので、次にファンレター書く時に
「この内容、前書いたっけ…」ってならないように、写真を撮って保存しておきます。
出した記録も残しておけば、以前この人に何回ファンレターを出したか、どんな内容を書いたか読み返したりできて、次にファンレター書く時の参考になります。
住所を書く
手紙はシャーペンで書くけど、封筒に住所を書く時は油性のボールペン。(郵送中に文字が消えたり滲んだりしたら大変なので)
宛先を書く
宛先は、どの漫画も大体最後あたりのページに「ファンレター・ご意見・ご感想はこちらまで」と載っているのでそこを見て書きます。
「○○様」か「○○先生」、どちらでもいいけど私は「○○先生」派です。

自分の住所を書く
そしてこれが重要。
自分の住所も絶対に忘れずに書くこと!!!
送り先の住所に間違いがあったり、郵送時にトラブルがあった時などで自分の住所がなかったら困るので、絶対に記入します。あと、不審物ではない証明にもなります。
切手を貼る
何円切手を貼るかは、ここでチェック。
普通の量のファンレターなら84円切手で十分です。
でも心配なら、郵便局に直接持っていって窓口で重さを測ってもらうのが安心で確実。
私の場合は、家に切手がないのでいつも郵便局に直接持っていって、そこで切手代を払ってます。
切手貼るの実はちょっと苦手だから(不器用すぎて綺麗に貼れない)、窓口に持っていけば全部やってくれるのはありがたい。
これで完了。あとは無事に届いて読んでくれることを祈るだけです。
切手を貼ってポスト投函する場合は、貼る位置に注意が必要です。
↓こちらを参考にしてください。
今の時代に「手紙」を出す意味
今はTwitterをやってる作家さんも多くて、普通に感想リプを送るという選択もある中、なぜ手紙なのか。
手紙って、ペンを選んで便箋・封筒を選んで、手書きで文章を書いて…と、とにかく手間がかかります。
でも手間がかかるからこそ、熱い想いもダイレクトに伝わると思うし、
何より、いつでも削除ボタンが押せるSNSとは違い、手紙は投函したら削除できない。
どうせ想いを伝えるなら、手間がかかって二度と削除できないくらいの覚悟をもって伝えたいんですよね。
だってせっかく作家さん本人に「あなたの作品最高だったよ!!」って直接言えるんだし、どれだけ最高だったか 熱量をそのまま伝えたい。
だから、私は昔から手紙が好きなんだな〜って思います。



